ユアブレーン 代表 川森成輝
ご挨拶
初めまして。 川森成輝(かわもり・なるき)です。
私は現在、「IT経営参謀」として 財務ITコンサルタントをしています。
過去には会計事務所(税理士事務所)に所属していました。 そこでは領収証を会計ソフトに入力したり、税金計算のための確定申告や申告書を作成するような 「税務の仕事」もしてきました。 さらに、財務諸表をもとにした数字のコンサルティングや、 中小企業のバックオフィスへのIT導入支援もしてきました。
将棋と経営の共通点
私は、中学校から大学までの10年間、将棋部に所属して毎日将棋を指す「将棋少年」でした。
将棋は「相手が次に何を指してくるか」「それに対して自分はどう対策するか」といった 論理の積み上げを繰り返して勝ちを得るゲームです。 駒の特性を見極め、いつどこに何を打つかを考えます。戦略1つで、勝ちも負けも引き寄せてしまうのです。
私は経営と将棋はよく似ていると思っています。 従業員という「駒」の特性を見極め、市場という「盤面」で相手に勝ち越すことが 経営というものです。経営者の戦略次第で会社が勝つか負けるかが変わってくるのです。
経営を成功に導くためには、素早く・正確に「財務」という大局から会社の状況を俯瞰して、正しい経営戦略を考えることが重要になってくると考えています。
なぜ、財務と経理DXを一緒に行うか
私は「財務戦略」と「経理DX化」を かけ合わせた経営ノウハウを使ってコンサルティングをしていて、これを「攻めの財務」と呼んでいます。
私が「攻めの財務」を考えるようになったのは、前職の会計事務所にいた頃の違和感が背景にあります。財務戦略と経理業務が乖離している企業が多かったのです。本来、財務諸表は毎月出すものです。それをもとにアドバイスをするのが財務コンサルタントの仕事です。 しかし、ほとんどの中小企業は、リアルタイムで財務諸表を見ていません。数ヶ月遅れは当たり前、税理士によっては年1回の決算時にだけ 財務諸表を持ってくるケースも少なくありません。
経営状況を1年後に見せられて、 社長は的確な経営判断ができるでしょうか? できるはずがありません。 しかし、そのようなことが日本中の中小企業で横行しているのです。
このような杜撰な状況を変えてくれるのが経理DX化です。 経理を効率化することで財務諸表を翌月10日に出せるようになったり、 売上の詳細や経費の詳細など「財務諸表内でもっと細かく見たい情報」を 素早く見ることができるようになります。 速くて正確な情報をもとに、 社長は社員の潜在能力を最大限に活かせるようになります。 私が将棋をしてきたことはお伝えしましたが、 将棋では自分と相手の駒に差はありません。
同じように経営も、個々の社員の能力に それほどの差はないはずです。 すると、大事なのは戦略になってきます。 「財務×経理DX」の攻めの財務の導入によって、 これまで社長が頼っていた「勘・経験・度胸の経営」から、「データに裏づけられた戦略的経営」にシフトチェンジできるのです。
最後に
数字が読めるようになれば、いつどれくらいお金が必要になるかが分かり、お金の不安から解放されます。 数字で目標を立てられるようになれば、理想への道筋が明確になり、目標に向かって毎日をワクワクしながら過ごすことができるでしょう。
しかし、多くの経営者が、「数字の壁」を超えられずお金について悩んでいます。それは、数字を生かす体制作りを指導してくれる人が日本中を探してもほとんど居ないからです。
私はこれまでの経験を生かし、皆さんが攻めの財務で数字の壁を超えられるように導きます。数字を味方につけ、一緒に未来を切り開いていきましょう。私がそばで支えます。共に理想の経営を実現しましょう!
経歴
2016年〜 | 古田土会計 入社 | 月次決算書と経営計画書を活用した財務・経営コンサルティングを行う |
2018年〜 | 上記と並行してお客様のITを使った経理の効率化・体制構築のアドバイスを行うようになる。 経営相談の対応件数400件を達成 | |
2021年〜 | お客様への相談対応やコンサルティングの実績が認められ数少ない20代での課長昇進 | |
2021年〜 | (株)ゼロオペ取締役就任 | 関連会社の取締役として新規事業の立ち上げに携わる |
2023年12月 | 古田土会計・ゼロオペを退職 | |
2024年1月 | (株)ユアブレーン設立 | 代表取締役に就任 |
理念
経営者が自らの潜在能力を最大限に引き出し、市場をリードする革新的な成功ができるように導く
どんなP/Cの不を解決できるか
- 利益が出ているのにお金が残らないという不安
- 必要な数字がリアルタイムに確認できないという不満
こんなお客様の不を解決してきました
卸売業M社
「会社の状況が見えない不安を解消」
社長は先代から事業承継をして2年目。
関与する前までは、会社の数字を見るのは、年1回税理士が決算の説明をする時くらいでした。
「社員は頑張ってくれていると思うけど、どれだけ成果が出ているのか分からない…」
「今、いくらお金があるのかもよく分からない。これだと今度考えている工場の新設も、どれだけお金を使っていいのかよく分からないな」
と社長は嘆いていました。
「毎月数字を見れるようになって、安心して経営をしたいんだ」
と社長は嘆いていました。
「毎月数字を見れるようになって、安心して経営をしたいんだ」
という紙の伝票だらけだったのを電子化して、会計ソフトに連携できるようにしました。
すると、決算のために1年に1回しか出せていなかった財務諸表が毎月が出せるようになりました。
そこには財務の状況も、損益の状況も、最新のものが書いてあります。
「これこれ!これが欲しかったんだよ!」
と言って、社長は大変喜ばれていました。
その後は毎月一緒に数字を見ながら、会社の課題やそれに対する対策を考えていきました。
毎月スピーディに手を打っていったことが功を奏して、3年で売上は1.5倍に、自己資本比率も15%だったのが30%になり、 優良企業に日々近づいていっています。
小売業E社
「数字が読めない!という不満を解消」
そのお客様は、社長が63歳で後継者の常務が40歳という世代交代のタイミングでお付き合いをし始めました。
社長が悩んでいたのは、「常務がなかなか数字に強くならない」ということでした。
社長は毎月数字を見ていたので、それに基づいて経営判断をしていたのですが、常務はずっと営業畑の出身。教えてもなかなか数字を読めるようにならず、このままだと常務会社を任せるのは不安だ。というのが社長の悩みでした。
常務とお話してみると、確かに、財務の数字で分かるのは売上くらいで、どうやったら利益が出るのか、お金と利益の関係はどうなのかといったところは全くわかっていませんでした。
そこで使ったのが、「損益ブロック」と「キャッシュロー計算書」です。
それぞれ、財務諸表の数値を図式化したもので、これを使って毎月常務に数字の見方をお伝えしていきました。
「今まで、数字を見てもチンプンカンプンだったのですが、図にしてもらえるとよく分かります」 と言って頂きました。
半年も経つと、図が頭の中に入っていて、「前月までの利益はいくらだったか」「売上がいくら上がったら利益がどれくらい上がるか」「新しい機械を買うのは、今の財務状況だったらどうか」といったことが瞬時に判断できるようになりました。
それを見て社長も安心して勇退され、今では常務が会社の成長を牽引していらっしゃいます。
サービス業K社
「システム導入により、目標設定の不明確さの解消」
この会社の社長の悩みは、「経営計画を立てたけど、なかなか達成できない」ということでした。
「せっかく頑張って、経営計画を作ったのに、社員が言うことを聞いてくれなくて困っているんだよ」と社長が仰っていました。
状況を見てみると、自社の活動内容が十分に記録されておらず、記録があっても管理方法が統一されていない状況にありました。このため、具体的な数字がなく、やるべきことが明確にされていない状態でした。その結果、会議も方針が定まらず、組織全体が「言ってもやらない」状態に陥っていました。
この問題を解決するために、「kintone」というツールを導入しました。
kintoneは、業務の進捗管理やデータベースの作成、情報共有などが可能なクラウドサービスです。このツールを活用して、特定の課の活動を数値化し、課が達成すべき目標を明確にし、その管理を徹底しました。 また、課長は部下と週に1回の面談を実施し、kintoneに記録された数字をもとに目標達成に向けて伴走するスタイルを取り入れました。
その後は、計画を達成できないことはほとんど無くなり、達成できない時にもしっかりと次に向けた改善案が出る組織になりました。
「数値化が実現したことで、全然見えなかった現場が見えるようになったよ。社員も前よりイキイキと働いてくれているありがとう」とお褒めの言葉を頂きました。
建設業N社
「雇用はチャンスかリスクかという不安を解消」
起業して間もない会社でした。売上は順調に伸びていましたが、新たな社員を採用するかどうかで大きな悩みを抱えていました。その会社は単発の仕事が多く、社員を雇うことに対して躊躇していたのです。
そこで、社長の本当にやりたいことをヒアリングしてみました。すると、「自社のサービスを多くの人に提供していきたい」という強いモチベーションが明らかになり、これが社長の仕事への情熱の源であることがわかりました。
そこで、今回の雇用はチャンスではないかと提案しましたが、社長はまだ懐疑的でした。「一人でやっている今はお金の心配はないけれど、社員を採用すると継続して仕事を取らなければならない。そこまで仕事が確保できるかどうか…」というのが社長の心配の種でした。
この問題を解決するために、数字に基づいたシミュレーションを行うことにしました。その会社の事業構造では、平均単価が50万円で、そのうち20%を外注に依頼しているため、差し引き40万円が利益となることが分かりました。
「このシミュレーションによれば、毎月最低1件の受注があれば人件費は賄えますね」
この事実を社長に伝えると、彼は安心し、「毎月1件なら受注できる。それなら採用しよう」と決断しました。
この経験から、社長は経費や人件費に関する意思決定をする際には、必ず数字でシミュレーションするようになりました。その結果、3年後には社員数が5人に増え、売上も6倍に成長しました。社長からは、「あの時人を雇っていなかったら、ここまでの成長はなかった。ありがとう」と感謝の言葉を頂きました。
お客様の声
川森さんは会計の数字とビジネスを結びつける力が抜群。今までは税理士先生と数字の話をしていたが、ビジネスの話ができないので、次第にやらなくなっていました。川森さんから毎月適格なアドバイスを頂いて、会社も黒字に立て直すことができました。
会社が倒産寸前の時にも親身に対応して下さいました。川森さんのアドバイスでいち早く対処できたのが功を奏しました。自分一人では判断できずにいたと思います。その時は大変でしたが今では業績も回復することができました。
投資判断からソフトウェアの相談まで、どんな質問にもすぐに回答して下さって、頼れるパートナーでした。
中小企業の経理改善では川森さんの右に出るものはいないと思います。数字が見えるようになったおかげで、社員が自発的に動いてくれるようになり、会社を経営するのが楽しくなりました。
私は会計のことは全く分からないのですが、いつも分かりやすい回答を頂きました。
川森さんは向上心がすごく、一緒にいるだけで私も成長している気持ちになりました。